乳がん手術後のつっぱりや痛みでトレーニングができない方へ

がんの再発予防には適度な運動や栄養バランスの取れた食事が大切だと言われます。

しかし、乳がんの手術後、

「肩が上がらないからトレーニングができない」「腕を動かすと痛いためウォーキングもつらい」「服を着替えるのだけでも痛い」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は、これらの不調の多くは「癒着」が原因かもしれません。

目次

乳がん手術後のよくある症状

乳がんの手術後に多い症状として、

脇のつっぱりやそれに伴う痛みが挙げられます。

これは乳房切除後疼痛症候群(PMPS)と呼ばれており、

手術の範囲や場所によって様々に症状が生じます。

これらの症状は当院の筋膜リリースで解決することができます。

なぜなら、これらは手術後の癒着によるものだからです。

乳がん手術後の癒着

癒着とは?

手術で体にメスを入れたあとや、放射線治療のあとなど、

体の中では傷を治そうとする働きが起こります。

その過程で皮膚の下にある筋肉や神経、

皮膚などがくっついてしまうことがあります。

これが「癒着(ゆちゃく)」です。

癒着があると、関節の動きに皮膚や神経、筋肉がついていけないので、脇のつっぱりが起こります。

また、しびれや痛みは、引っ張られた神経がダメージを受けているためおこります。

そのため、この癒着を筋膜リリースで剥がすことで

痛みやつっぱりは解決することができるのです。

癒着の起こりやすい場所

癒着が起こりやすい部位として腋窩部(わきの下の部分)や側胸部(胸の横の部分)などが挙げられます。

ここの皮膚や大胸筋や広背筋、腋窩神経や肋間神経が癒着を起こすことで痛みやつっぱり感を感じます。

癒着を剥がすリリース技術

アキレス腱断裂の手術後にも同様のつっぱり感や痛みが足首付近に現れます。

これらは体にメスを入れたことによる体の修復過程で起こる筋肉や神経、皮膚の癒着によって起こるものです。

しかし、癒着をしている部分を剥がすことで、

手術前に近い可動域や痛みの改善をすることができます。

当院ではアキレス腱後の癒着剥がしで培った技術を、乳がん手術後の癒着剥がしに応用することで症状の改善を狙います。

実際に乳がんの手術後に脇のつっぱり感がありバーベルを担ぐのが難しい患者様に対し

筋膜リリースの実施で脇の症状の改善が見られております。

「癒着を剥がす」+「正しい動きを学ぶ」ことが大切

では、癒着を剥がすことができたらそれで終了でしょうか。

実は、正しい動かし方を学ぶ必要があります。

手術後の方の多くは、

術後の痛みやつっぱりで動かないところを、他の筋肉や関節を使用して動かしています。

本来使わない筋肉や関節を使用して、間違った動きが習慣となってしまっているため新たな痛みが出てしまいます。

だからこそ次に必要なのは、「正しい肩の使い方を身につける」ことなのです。

Ariseでのトレーニング方法

ariseでは医療国家資格を持ったトレーナーがマンツーマンでトレーニングを担当します。

併設の大木接骨院で培ってきた筋膜リリースで癒着を剥がしつつトレーニングを行い、

トレーニングでは、解剖学的に正しい動作を元にしたトレーニングを行います。

筋膜リリースで癒着を剥がし、

トレーニングで正しい使い方を覚え、再発予防を一緒にしていきましょう。

「もう前のようには動かせない」とあきらめていませんか?

でも、正しいケアとリハビリをすれば、体は必ず応えてくれます。

Ariseでは、あなたの体と心に寄り添いながら、無理のないステップでサポートしていきます。

肩の痛みや動かしにくさに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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