走ったあと「かかとが痛い」原因とは?ランニング後の痛みはアキレス腱断裂の予兆かも

目次

はじめに

走ったあとに「かかとが痛い」…その症状、つい我慢していませんか?

「足底筋膜炎かな」「少し休めば治るだろう」と軽く考えて放置してしまうと、

実はもっと深刻な状態に進行している可能性もあります。

特に、アキレス腱断裂の予兆であるケースは見逃せません。

今回は、接骨院の臨床現場で多く見られる事例をもとに、

痛みの原因と予防法について解説します。

ランニング後の「かかと痛」は足底腱膜炎やアキレス腱炎のサイン?

ランニング後や長時間の歩行後にかかとがズキッと痛む場合、

「足底腱膜炎」や「アキレス腱炎」が考えられます。

特にふくらはぎの筋緊張が強い、

または足部アーチに過度な負担がかかっているときに発症しやすくなります。

痛みが慢性化している人は、

一時的な安静では不十分なケースもあります。

アキレス腱断裂の前兆として見逃せない“かかとの痛み”

また、大木接骨院での患者傾向からも分かったことがあり、

アキレス腱断裂を起こす人の多くが、

アキレス腱を断裂する前にかかと付近の痛みを訴えています。

つまりかかと付近の痛み、足底腱膜炎やアキレス腱炎はアキレス腱部へストレスを与え

それが積み重なることで断裂に繋がってしまうのです。

なぜ痛む?本来使うべき筋肉を使っていない動きが原因

かかとの痛みが出る原因として

普段からお尻(大臀筋)や太ももの前(大腿四頭筋)、ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)を十分に使えていない

ということが挙げられます。

走るときにこれらの筋群が使われず、

結果としてアキレス腱や足底腱膜に負担が集中してしまいます。

腱や足底の構造に頼りすぎると断裂リスクが高まる

人間の足は本来、

トラス構造(足部のアーチで衝撃の吸収)

ウインドラス機構(アーチの反発による推進力)により衝撃を分散しています。

しかし、これらの構造に頼りすぎると、

弾性エネルギーの吸収・放出を一手に引き受けるのがアキレス腱や足底腱膜となり、

限界を超えたタイミングで断裂に至ることもあります。

ランニングフォームなど普段の動作の見直しが予防につながる

普段の歩き方や立ち方を見直す

まず重要なのは、普段の体の使い方を見直すことです。

普段歩くときや立っているときに自分の筋肉を使用できていないと、

日常からアキレス腱部に負担をかけ続けることになります。

例えば後方重心にすることで、

ふくらはぎの筋肉やお尻の筋肉を使わずに楽に立つことができます。

しかし、実はこれは筋肉を使わない代わりに

踵の骨やアキレス腱にストレスをかけることで立つことができているのです。

普段の姿勢や体の使い方を修正していくことがアキレス腱や踵へのストレスを減少させます。

大臀筋・太もも・ふくらはぎを意識した筋トレを

正しいフォームでランニングをするためには、筋の協調性と神経制御が必要です。

人間は努力度が上がる(筋肉の出力が上がる)と普段やり慣れている動きや、強い筋肉を使います。

つまり、普段から正しい動を行うことと筋肉の強化をしていくことが大切なのです。

特に、大臀筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、ふくらはぎの筋肉をバランスよく鍛えることで、

足部の構造頼りから脱却し、動的な安定性を確保できます。

ランニングだけでなく、荷重をかけた筋トレやジャンプなどの

SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)トレーニングも効果的です。

走るたびにかかとが痛む方へ:ariseでできること

ariseでは検査によって、痛みの根本原因を見つけ、

アキレス腱や足底部の負担を減らすトレーニング指導を行っています。

単に「痛いところを治す」だけでなく、「なぜそこに負担が集中していたのか?」に焦点を当てた施術を行っています

走るたびにかかとが痛む方、断裂という最悪の事態を防ぐためにも、早めの対応が大切です。

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。


「パーソナルトレーニング ✕ 筋膜リリース」で、痛みの原因である姿勢を変えていく
接骨院直営の痛み体質改善パーソナルジム

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