健康のために始めたウォーキング中に膝の内側に痛みが出てしまう。
これは膝にストレスをかけているため、やめましょう。
ですが、やめると筋力・体力が低下するため、正しい使い方で筋力を上げながらウォーキングを行う必要があります。
では、痛みがおこる原因を含め正しい膝の使い方と筋力を上げる方法をご紹介します。
膝の痛みはなぜ起こるのか
膝は”捻れる”と痛みが生じます。
上記の写真のようにしゃがんだ際、膝がつま先より内側に入っていないでしょうか。
この動きは、knee-in(ニーイン)と言われ内側に捻れながら膝を動かしています。
膝が内に捻れると内側の組織にストレスがかかり、膝の内側に痛みを感じます。
これはウォーキング中、特に足をつくタイミングで膝が内側に捻る動きによって痛めています。
捻れの修正とそのための強化が必要な筋肉
膝の捻れ修正をするためには、つま先と膝位置が正面で揃っていることが重要です。
上記でお伝えしたように膝が内側に入ると捻れが起きるため、膝を外側に出すことでつま先と膝が揃います。
膝を外に出す使い方のために強化したい筋肉は主にお尻の筋肉(臀筋)です。
お尻の筋肉は膝を外に出す筋肉でもあります。
この筋肉が使えていないかったり筋力が弱いと、膝を外へ出しづらくなり内側に捻れてしまいます。
捻れの修正に適したトレーニング
膝の捻れを修正するためには、スクワットがベストトレーニングです。
トレーニングを行う際に注意したいポイントが2点
1,膝とつま先が正面に揃っているか
正面に揃えることで、内に捻じれるストレスがなくなりお尻の筋肉も同時に鍛えることができます。
2,膝関節と股関節を同時に曲げ伸ばしをする
上記の2関節を同時に曲げることでお尻の筋肉を使うことにつながります。
上記の使い方や筋肉はウォーキング中に痛みなく歩くために大切なことです。
良い使い方と筋力強化して痛みなく自分らしく!
膝の捻れなくまっすぐ使えると筋力も上がり膝を痛めません。
ウォーキングを行っても痛みも出なくなり、歳だからと諦めることもなくなります。
ご自身の足でいつまでも歩けるようになりましょう!
筋力を上げるためには自重よりも、重りを持って行ったほうが負荷がかかり効率的に筋力強化ができます。
しかし、重りを持つとが膝が捻れる悪い動作をしやすくため、トレーニングの知識があるトレーナーに見てもらうことをお勧めします。
痛みが強い場合は無理にトレーニングすると悪化する可能性もありますので、一度「大木接骨院」にご相談ください。
今回はウォーキング中の膝の痛みを紹介しましたが、ほかに股関節や腰の痛みを伴うこともあり、これはまた別の機会に紹介しようと思います。
執筆 ariseトレーナー 森麻衣花
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